
今や、秋冬のワードロープの定番となっている「ベスト」。取り入れなくても成立はするのに、ベストをコーディネートに取り入れる、サッと羽織るだけでお洒落に見えることありませんか?
ワンツーコーディネートや、アウターを羽織ればよいところを、ダウンベストにする。とても防寒になるわけではないのですが、とにかくお洒落になるから、魔法のような、不思議なアイテムです。
いまや秋冬のマストアイテムのようなベストについて、今季2023オススメのアイテムと、選ぶポイント、コーディネートをご紹介します。
ボリュームタイプ
中綿がたっぷりと入ったダウンベストは、お尻が隠れる程に背中を覆う安心感、ボリューム感が特徴です。トップスとパンツのようなワンツーコーデと言われるシンプルなコーディネートがお好きな方に、ぜひトライしていただきたい、ボリューム感のあるベスト。
秋冬のコーディネートの幅を広げるには、ボリュームのあるベストを着用する。簡単に立体感が出せ、お洒落になるから不思議です。また、程よくリラックス感のあるデザインが、一見カジュアルなコーディネートにも、抜け感をプラスできる効果も。
<選ぶポイント>
★特に身長の低い方・・・ボリュームタイプのベストを選ぶ際、ウエストより5㎝程短め程のショート丈がオススメです。ボリュームがある上にさらにお尻が隠れる丈ですと、全体的に重たい印象になりがちです。ボリューム感を上半身に持っていき、スタイルアップ効果を!
★クロップド丈は挑戦しにくい方・・・お尻がすっぽり隠れる着丈を選んでください。骨盤あたりの丈感を選ばれると、お尻部分の丸みがより強調されてしまい、かえってバランスが悪くなりがちに…。ユニセックスサイズやメンズサイズなど、あえて着丈の長いサイズを選ばれることもオススメします。

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< WILD THINGS>![]() |
<コーディネートポイント>
洒落感を出すなら、ダウンのボリューム感をそのまま生かし、ストレートパンツや、ボリュームのあるパンツと合わせることをオススメします。ボリューム感を強調しないコーディネートが、より洗練されたコーディネートに。
★クロップド丈でボリューム感のあるベスト…
ベストそのものに特徴があるので、インナーのニットやパンツのカラーやトーンを合わせることで、全体にまとまり感が生まれます。クロップド丈で十分に個性が出せるので、その個性を引き出せるよう、他のアイテムで引き算を!
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< LAVENHAM>![]() |
ボア素材(フリースとの違い)
コーディネートが着用することで、一気に温かみを増すのがボアベストです。もちろん、ナイロン素材よりもストンとした落ち感があり、取り入れいのも特徴です。コットンやデニムなどの素材に取り入れることで落ち着きや優し気な印象になる反面、コーディネート次第では幼い印象になりがちなのも、ボアベストです。今季のオススメのボアベスト、ご紹介します。
フリーズベスト?ボアベスト?違いは?
- フリースは化学繊維で作られた起毛生地で
- ボアはまるで羊の毛のような滑らかなモコモコとした肌触りが特徴の生地
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< Cape HEIGHTS>![]() |
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< Vincent et Mireille>![]() |
<選ぶポイント>
大人感を出すなら、フリースのベストよりボアベストを。大人のデイリーに似合うボアベストを選ぶポイントは余白(余裕)です。2023年秋冬は、ボアベストを選ばれる際も、大人のゆとりを感じる、ややボリュームタイプやロングタイプを。デイリーに使いやすいボアベストなだけに、子供っぽくならない、ワンサイズアップを選ばれても!
デザインは襟がしっかりとスタンドカラーがあり、防寒とスタイルアップ効果のあるベストが綺麗めなスタイルにも合わせやすく、オススメします。
ショート丈のボアベストでしたら、オススメはVネック。ショート丈の扱いやすいさと、ボアの保温性は、ご近所などへの外出や、オフィスや家事の防寒にピッタリです。
<コーディネートポイント>
1枚で完結できるワンピースにボアベストを合わせる。いつものワンピースにボアベストを組み合わせるだけで、異素材が重なり、違った雰囲気を楽しむことができます。この場合は、ショート丈のボアベストがオススメです。ニットにボアベストを合わせるときは、毛先の長いボアの特徴を生かして、ニット自体はボリュームのないシンプルなデザインを。また、ナイロンベストと違って、ボアベストの際のパンツや、比較的細身タイプか、あまりボリュームのないタイプの方が、野暮ったい印象にならずにまとまります。
ニット素材
キルティングや、ボアなど他の素材と違って、綺麗めなスタイルに合わせやすいのが、ニットベストです。ニットとのレイヤードした時にも、素材の落ち感が綺麗に馴染み身体のラインを拾いすぎず、女性らしい印象にも。室内での着用や、どんなシーンにも合わせやすい万能さが、ニットベストにはありますね。
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< WHYTO>![]() |
<選ぶポイント>
いわゆる「チョッキ」タイプにならないように、アームホールが大きくとった、オーバーサイズ感が大人の女性にはオススメです。より洗練された印象に仕上がるなら、ウールよりカシミア混合など、素材の持つさりげない光沢感やエアリー感のあるアイテムを。全体の印象も軽やかで上品な印象に。
お尻が隠れる程の安心感のある丈感を選ばれても、野暮ったく見えない大きなポイントは、素材とシンプルさです。編み込みのデザインであったり、サイドに特徴があったりすると、カジュアルダウンする傾向にも。
<コーディネートポイント>
ニットベストの場合は、あえてスウェットなどの雰囲気の異なるインナーを持ってくることで、お洒落になります。また、ニットの風合いや馴染み感を生かして、インナーとのトーン、カラーを合わせることでシンプルながらも、立体感や抜け感を出すようなコーディネートに。
そもそもベストって暖かい?
答えは、アウターよりは暖かさにかけますが、アウター以上の着回し力のあるお洒落防寒着、といったアイテムです。アウターより、楽しむシーズンも、広がるコーディネートも、そして室内で脱がなくて良いという利点もあるアイテムです。ちょっと外出にわざわざアウターを着ていかなくても良い夕方も、部屋着では寒い時の「サッとお洒落」「サッと防寒」に最適なのがベスト。そう、考えなくてもお洒落なんです。
保温性をとるなら、絶対にネック(襟たちの良い)ベストを!その中でもトレンドとしては、しっかりと。タイプ(襟たちの良い)。メンズのアウトドアから始まったベストのトレンド。首がすらりを見えることで、レディー感、スタイルアップ効果、防寒の一石三鳥!?。最近は首の後ろにドローコードがついていて防風性のあるベストも増えていますね。
秋冬のマンネリ防止と洒落感に
ベスト大好きバイヤーが語る、秋冬のマストアイテム「ベスト」について、いかがでしたか?なんの代わり映えもしない、いつものコーディネートに、まず立体感をベストから。秋から春先まで6か月。2023秋冬から2024春先まで、ベストの着回し、ぜひあなたなりに楽しんでくださいませ。